みなさまに呆れられ、時にディスられながらも、長ーく愛されてきた「人生の諸問題」。だらだらと永遠に続くかと思われた連載でしたが、いったん終了の節目を迎えました。

 ということで、いつものメンバーが東京工業大学に集まりました。何で東工大?……それは本文中で追々、お伝えしていきましょう。では「人生の諸問題@NBOファイナル」スタート!

写真左:<b>岡康道(おか・やすみち)</b>1956年佐賀県に生まれ東京に育つ。早稲田大学法学部卒業後、電通に入社。CMプランナーとしてJR東日本、サントリーなど時代を代表するキャンペーンを多く手がける。97年、JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞。99年、日本初のクリエイティブ・エージェンシーTUGBOATを設立。NTTドコモ、TOYOTA、ダイワハウス、サントリーなどのCMを手がける。ACCグランプリ、TCC最高賞ほか多数受賞。エッセイ集『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F430902159X%2F&tag=nikkeibusines-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">アイデアの直前</a>』、小説『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4093863660%2F&tag=nikkeibusines-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">夏の果て</a>』などがある。近著は『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4334039251%2F&tag=nikkeibusines-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">勝率2割の仕事論</a>』。小田嶋隆氏とは高校時代の同級生。<br /><br /> 写真右:<b>小田嶋 隆(おだじま・たかし)</b>1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。日経ビジネス本誌で「パイ・イン・ザ・スカイ」、当日経ビジネスオンラインで「<a href="/article/life/20081022/174784/" target="_blank">ア・ピース・オブ・警句</a>」を連載中。近著は、『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4909394036%2F&tag=nikkeibusines-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白</a>』岡康道氏とは高校時代の同級生。
写真左:岡康道(おか・やすみち)1956年佐賀県に生まれ東京に育つ。早稲田大学法学部卒業後、電通に入社。CMプランナーとしてJR東日本、サントリーなど時代を代表するキャンペーンを多く手がける。97年、JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞。99年、日本初のクリエイティブ・エージェンシーTUGBOATを設立。NTTドコモ、TOYOTA、ダイワハウス、サントリーなどのCMを手がける。ACCグランプリ、TCC最高賞ほか多数受賞。エッセイ集『アイデアの直前』、小説『夏の果て』などがある。近著は『勝率2割の仕事論』。小田嶋隆氏とは高校時代の同級生。

写真右:小田嶋 隆(おだじま・たかし)1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。日経ビジネス本誌で「パイ・イン・ザ・スカイ」、当日経ビジネスオンラインで「ア・ピース・オブ・警句」を連載中。近著は、『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』岡康道氏とは高校時代の同級生。

干支が一回りしてしまいました

:いや、この連載はいったい何年ぐらい続いているのかな。

「日経ビジネスオンライン」のバックナンバーを検索しますと、スタートは2007年ですね。ということは、まるっと足掛け12年。

小田嶋:干支が一回りしたんだ。

恐ろしいことに。

:12年って、今どき女の子と付き合い続けることだって難しい時間だよね。

小田嶋:だって始めたときは、俺たち、ギリ40代だったような気がする。

そうなんです。「オレたち、もうすぐ50代になっちゃっうよ~」なんて、言い合っていました。

:それが今では60代だからね。

小田嶋:で、60歳になったときには、誰もそのことに触れなかったね。

:うん、なかったことにしていた。

じゃーん、これが記念すべき第1回です(第1回はこちら)。「『文体模写』『他人日記』『柿』」という一見、意味不明のタイトルで、お二人が登場されています。

小田嶋:ああ、これか。

:僕たち、若い!

お暇な方は、ぜひバックナンバー踏破に挑戦してみてください(※ちなみに単行本も3冊、出ています。最終ページでまとめてご紹介)。

:これ、当初は、おしゃれな場所で盛り上がってやっていなかった?

小田嶋:そう、まだ編集部に余裕があったころ。

:最初はおしゃれだったのに、だんだんだんだん経費削減になってきて。

そこで途中から日経BP社の怪人プロデューサーこと柳瀬博一さんが、カメラマン兼任になりました。じゃーん、ここで、その柳瀬さんも登場です。

ヤナセ:お邪魔しまーす。

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