みなさまに呆れられ、時にディスられながらも、長ーく愛されてきた「人生の諸問題」。だらだらと永遠に続くかと思われた連載でしたが、いったん終了の節目を迎えました。
ということで、いつものメンバーが東京工業大学に集まりました。何で東工大?……それは本文中で追々、お伝えしていきましょう。では「人生の諸問題@NBOファイナル」スタート!

写真右:小田嶋 隆(おだじま・たかし)1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。日経ビジネス本誌で「パイ・イン・ザ・スカイ」、当日経ビジネスオンラインで「ア・ピース・オブ・警句」を連載中。近著は、『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』岡康道氏とは高校時代の同級生。
干支が一回りしてしまいました
岡:いや、この連載はいったい何年ぐらい続いているのかな。
「日経ビジネスオンライン」のバックナンバーを検索しますと、スタートは2007年ですね。ということは、まるっと足掛け12年。
小田嶋:干支が一回りしたんだ。
恐ろしいことに。
岡:12年って、今どき女の子と付き合い続けることだって難しい時間だよね。
小田嶋:だって始めたときは、俺たち、ギリ40代だったような気がする。
そうなんです。「オレたち、もうすぐ50代になっちゃっうよ~」なんて、言い合っていました。
岡:それが今では60代だからね。
小田嶋:で、60歳になったときには、誰もそのことに触れなかったね。
岡:うん、なかったことにしていた。
じゃーん、これが記念すべき第1回です(第1回はこちら)。「『文体模写』『他人日記』『柿』」という一見、意味不明のタイトルで、お二人が登場されています。
小田嶋:ああ、これか。
岡:僕たち、若い!
お暇な方は、ぜひバックナンバー踏破に挑戦してみてください(※ちなみに単行本も3冊、出ています。最終ページでまとめてご紹介)。
岡:これ、当初は、おしゃれな場所で盛り上がってやっていなかった?
小田嶋:そう、まだ編集部に余裕があったころ。
岡:最初はおしゃれだったのに、だんだんだんだん経費削減になってきて。
そこで途中から日経BP社の怪人プロデューサーこと柳瀬博一さんが、カメラマン兼任になりました。じゃーん、ここで、その柳瀬さんも登場です。
ヤナセ:お邪魔しまーす。
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