昨年12月上旬に開催した日本イノベーター大賞では最終選考会では、冒頭のロフトワーク林代表のように、選考委員から金井会長が「デザイン経営」を継続してきたことを高く評価する声が数多く上がった。
「国内そして海外で『日本』を発信している」(C Channelの森川亮社長)
「グローバルで掲げるコンセプトが時代と合っている。(デザイン経営の)思想が武器になっているのが新しい」(マザーハウスの山口絵理子代表)
デザインエンジニアの田川欣哉・Takram代表も「欧州で尊敬されるブランド。マーケティングや顧客との接点の構築の仕方が時代と合っていて、各社が参考にしている」と話す。1時間に及ぶ選考会議の結果、創業者の精神を引き継ぎデザイン経営を実践し続けてきた良品計画の金井会長を大賞に選んだ。
◆選考委員長
- 小宮山 宏
三菱総合研究所 理事長、東京大学 第28代総長
◆選考委員(50音順)
- 入山章栄
早稲田大学ビジネススクール 准教授 - 北野宏明
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長、所長 - 齋藤精一
ライゾマティクス 代表取締役 - 坂村 健
INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長 - 田川欣哉
Takram 代表取締役/
英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授・名誉フェロー - 林 千晶
ロフトワーク 代表取締役 - 松永真理
松永真理事務所 代表 - 宮内義彦
オリックス シニア・チェアマン - 森川 亮
C Channel 代表取締役社長 - 山口絵理子
マザーハウス 代表取締役 - 米倉誠一郎
法政大学大学院 教授・一橋大学 特任教授