食品・日用品大手の英蘭ユニリーバが米フェイスブックなどSNSへの広告出稿を再開すると、ロイターが12月17日に報じた。フェイスブックのほか傘下の米インスタグラムと、米ツイッターの米国版サービスで2021年1月から再び掲載する。黒人男性の暴行死亡事件を巡るトランプ米大統領などの暴力的な投稿をきっかけに人権擁護団が掲載をやめるよう呼びかける運動を始めた。ユニリーバはこれに参加。2020年6月に広告を引き揚げたという。声明で「選挙後も引き続き、投稿やコメントを監視していく」と述べたとする。