米フェイスブックが米有力紙に全面広告を出し、米アップルが予定するアプリ内広告の制限を批判したと、米CNBCなどが12月16日に報じた。「アップルの方針変更は、数百万の小企業が頼りにしているパーソナライズド広告を脅かす」などと述べているという。米ウォール・ストリート・ジャーナルや米ニューヨーク・タイムズなどに「小企業のためにアップルに立ち向かう」と題した広告を掲載した。アップルは2021年初頭から広告用の端末識別子「IDFA」の取得に際し、アプリごとに利用者の同意を得るよう義務付けるという。多くの利用者が情報提供を拒否するため、広告効果が薄れると指摘されている。