米グーグルに対する反トラスト法訴訟の原告団に米カリフォルニア州が加わると、ロイターや米CNBCが12月11日に報じた。同州のハビエル・ベセラ司法長官が裁判所に提出した書類で表明したという。司法省と11州は20年10月、グーグルが検索サービスと検索広告の市場で、非合法に独占力を維持し、反競争的かつ排他的な行為をしたとし、首都ワシントンの連邦地裁に提訴した。カリフォルニア州はグーグルが本社を置く。民主党主導の州が同訴訟に加わるのは初めてだと報じている。ベセラ氏は声明で「グーグルは公正な競争を妨げ、広告市場を操作した」と批判したという。