英競争・市場庁(CMA)がデジタル市場の新たな規制案を公表したと、米CNBCが12月8日に報じた。強大な市場支配力を持つ企業を「戦略的市場地位(SMS)」に指定して、法的拘束力のある行動規範を順守させるという。米グーグルや米フェイスブック(FB)などが対象になる見通しで、競争を阻害したと判断すれば最大で世界売上高の10%の制裁金を科すよう提案していると報じている。2019年の売上高を基に算出すると、グーグルに対する制裁金は162億ドル、フェイスブックは71億ドルになるという。