米司法省が来週にも米グーグルを提訴する見通しだと、ロイターが9月29日に報じた。各州の司法長官に原告に加わるよう呼びかけているという。検索サービスの独占的地位を利用した競争阻害行為を追究する見通し。グーグルが米マイクロソフトの「Bing」など競合サービスを不利な立場に置こうとしたとみているという。司法省はこれまでグーグルの検索広告も調査してきた。一方、グーグルは独占的地位を否定しているとする。検索では米ツイッターのニュース検索や米アマゾン・ドット・コムの商品検索といった競合があり、広告では米オラクルや米ベライゾン・メディアなどと競合すると主張しているという。