中国発の動画投稿アプリ「TikTok」を巡り、米連邦地裁がアプリの新規ダウンロード禁止措置を一時的に差し止める命令を出したと、ロイターや米CNBCが9月27日に報じた。米アップルと米グーグルのアプリストアにおけるダウンロード禁止措置は同日午後11時59分に発効される予定だったという。判事の意見書は同28日に公表される見通し。一方、米政府が2020年11月12日に発効を予定するアプリ利用の禁止措置については差し止めを認めなかったと報じている。TikTokは声明で「我々の主張を裁判所が認めたことをうれしく思う」と述べた。商務省は「正当性を主張し、安全保障を強化していく」と述べたとする。