米エヌビディアは9月13日、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームを買収することで最終合意に達したと明らかにした。買収額は最大400億ドル。うち215億ドル相当を普通株式で支払う。ソフトバンクグループはエヌビディア株式の約6.7〜8.1%を保有する見込み。エヌビディアは英ケンブリッジの研究開発拠点を拡大し、アームとエヌビディアの技術をベースにした人工知能(AI)スーパーコンピューターを構築するとしている。取引には英国や中国、欧州連合、米国の規制当局の承認などが必要で、完了までに約18カ月かかると見込む。