米マイクロソフトは8月2日、中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の海外事業について、買収交渉を継続すると明らかにした。サティア・ナデラCEO(最高経営責任者)がトランプ米大統領から交渉続行の承認を得たという。声明で「大統領の懸念を払拭することの重要性を十分認識している」と述べた。数週間のうちに親会社の中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)との協議を再開し、2020年9月15日までに結論を出すとしている。米国人利用者のデータを確実に米国内にとどめることなどを新たな運営方針とする。交渉は初期段階にあり、合意に至る保証はないとしている。