インドで組み立てたiPhoneの上位モデルが同国で販売される見通しとなった。ロイター通信が関係者の話として11日、報じた。台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)がインド工場で製造した「XS」「XR」が2019年8月にも店頭に並ぶとみられている。これまでに、台湾の緯創資通(ウィストロン)が廉価モデルの「SE」や旧モデルの「7」「6S」をベンガルールの工場で組み立てている。現地生産を増やすことで完成品の輸入時にかかる関税を抑えることができるほか、直営店「Apple Store」開設の条件となっている地場企業からの調達比率が高まる。