米アップルは27日、ジョナサン・アイブ最高デザイン責任者(CDO)が2019年内に退任することを明らかにした。同氏は今後、自身のデザイン会社を立ち上げ、引き続きアップルと緊密に連携していくという。アイブ氏は1996年からデザイン部門を統括し、「iPhone」「iMac」などの工業デザインやユーザーインターフェース、パッケージデザインを手がけたほか、アップルの本社屋や直営店の建設プロジェクトにも加わった。アイブ氏の退任後は、ジェフ・ウィリアムズCOO(最高執行責任者)の直属となる工業デザイン担当副社長とヒューマンインターフェースデザイン担当副社長がデザイン部門を率いる。