米フェイスブックは18日、独自の仮想通貨「リブラ(Libra)」を使った金融サービスを2020年に始めると発表した。これに伴い「カリブラ(Calibra)」と呼ぶ子会社を設立した。まず、リブラの利用者間送金を可能にする。その後は、店舗での支払いや公共交通機関の乗車券として利用できるようにする。リブラを利用するためのデジタルウォレットは、対話アプリの「メッセンジャー」や「ワッツアップ」に組み込むほか、専用アプリの提供も計画している。