米フェイスブックが自社ブランドの信頼回復を狙い、広告費用を大幅に増やす計画だと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが14日、報じた。アントニオ・ルシオ最高マーケティング責任者(CMO)によると、消費者対応戦略の一環だという。相次いで起きた個人情報の流出やフェイクニュースのまん延、他国からの選挙への介入といった事態に直面し、同社ブランドの信頼は失墜したとする。信頼回復を図るため、今後2〜3年の広告費を従来の2倍以上に増やす可能性があるとしている。写真共有アプリ「インスタグラム」や対話アプリ「ワッツアップ」も対象にし、広告キャンペーンを大規模に展開する予定。