米マイクロソフトが顔認識技術の警察への提供を見合わせるとの方針を示したと、米CNBCやロイターが6月11日に報じた。現在は警察組織に提供していないという。社長兼最高法務責任者を務めるブラッド・スミス氏は「人権擁護の考えに基づき、使用に関する連邦規則が制定されるまで提供しない」と述べたとする。広報担当者は声明で「顔認識技術の大規模システムを検討する顧客に対し、利用状況を確認する手順を見直す」と述べたという。