米グーグルの持株会社アルファベット傘下の都市開発企業、米サイドウォーク・ラボは7日、カナダのトロント市で進めてきたスマートシティー事業から撤退すると明らかにした。ダニエル・ドクトロフ最高経営責任者(CEO)は声明で「新型コロナウイルス感染拡大の影響が同市の不動産市場にも及んでいる。計画の中心部分を維持しながら事業を財政的に成り立たせることが困難になった」と説明した。カナダ政府とオンタリオ州政府、トロント市によるウォーターフロント再開発計画事業は2017年に同社をパートナー企業に選び共同事業体を発足させた。目的は、オンタリオ湖に臨むダウンタウン地区南東にAIなどの最先端技術を活用した都市空間を作ること。ドクトロフCEOは23〜24年にも最初のビル群が完成するとの見通しを示していた。