シリコンバレー支局

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米ユーチューブがすべての反ワクチンコンテンツを禁止に
米動画投稿サイト「ユーチューブ」は、すべての反ワクチンコンテンツを禁止すると発表した。9月29日にロイターなどが報じた。ユーチューブではすでに新型コロナウイルスのワクチンについて誤った情報を含むコンテンツを禁止していたが、今後は新型コロナウイルス以外の承認済みワクチンについても、誤った情報を含むコンテンツを禁止する。さらに、著名な反ワクチン活動家と関連しているチャネルについても停止するという。健康に関する偽情報が拡散されている状況について大手ソーシャルメディアに批判が集まっている中での対応となった。
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米アマゾンが家庭用音声制御ロボット「アストロ」を1000ドルで発売へ
米アマゾン・ドット・コムが家庭用ロボット「Astro(アストロ)」を発表した。9月28日に米ブルームバーグなどが報じた。「アストロ」はディスプレーを搭載した小型ロボットで、自宅の間取りを記憶し2つの車輪で家中を移動する。アマゾンの人工知能サービス「アレクサ」と連携し、留守中に自宅のパトロールをするなど音声を認識して指示通りに動く。今年中に特定の人に向け1000ドルで発売されるという。
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中国「TikTok」、世界のアクティブユーザー数が10億人に
中国の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は世界の月間アクティブユーザー数が10億人に達したと発表した。米CNBCなどが9月27日に報じた。同社は過去数年間でユーザー数が急増していると述べ、特にコロナ禍による巣ごもり需要の追い風を大きく受けたという。2018年1月までのユーザー数は約5,500万人であった。その数は、18年12月までに2億7,100万人、19年12月までに5億700万人まで増加。20年の7月には7億人近くの月間アクティブユーザーを獲得した。米アルファベット傘下の米グーグルや米フェイスブック、米スナップが相次いで類似サービスを立ち上げており、短編動画市場における競争は激化の一途をたどっている。
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米テスラ上海工場、世界的半導体不足の中でも9ヵ月で30万台の生産へ
米電気自動車(EV)テスラの上海工場では1月から9月の生産台数が30万台にのぼると予測されている。ロイターが9月26日に報じた。世界中で自動車メーカーが半導体チップ不足に悩まされる中、同社では2021年第3四半期(21年7~9月期)末に向けた出荷が急増しているという。上海工場ではドイツや日本を含む国内および海外市場向けにセダン「モデル3」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を製造している。中国乗用車協会のデータによると、1月から8月の出荷台数は輸出用車両も含め約24万台だった。テスラは同工場による生産の詳細を非公開としているが、輸出分の6万6100台を含む45万台の車両を今年生産する見通しを当局が8月に示している。
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