中国国家市場監督管理総局(市場監管総局)は12月14日、アリババ集団や騰訊控股(テンセント)などインターネット大手の傘下企業3社に、独占禁止法違反でそれぞれ50万元(約795万円)の罰金を科した。アリババの投資子会社とテンセント傘下の電子書籍事業会社、スマートロッカーを運営する豊巣網絡科技の3社だ。企業買収時に必要だった当局への申告を怠ったとしている。中国当局は最近になって、IT(情報技術)大手への監督を強める姿勢を鮮明にしている。