米ウォール・ストリート・ジャーナルは12月9日、米上院の支配を左右する米ジョージア州の上院議員2議席の決選投票を前に、共和党・民主党の有権者への呼び掛けが過熱し始めていると報じた。両党の支持者が熱心に有権者の自宅を訪問し、投票を求めている。共和党は、ドナルド・トランプ米大統領が選挙の不正を訴えていることで、同氏の支持者が選挙に参加しないことを懸念。民主党は、大統領選では新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して自宅訪問を控えていたが、決選投票では「背に腹は代えられない」と訪問実施の方針に転換している。