ロイター通信は12月7日、新型コロナウイルスのワクチンを開発した米ファイザーとモデルナがドナルド・トランプ米大統領から招待された「ワクチンサミット」への参加を見送ったと報じた。サミットは8日にホワイトハウスで開催される予定で、トランプ氏のほかマイク・ペンス副大統領、ワクチンの配布に携わるウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやCVSヘルス、UPS、フェデックスなどの米民間企業の幹部が参加するという。週内にもワクチンの緊急使用を許可する見通しの米食品医薬品局(FDA)に対して圧力をかけるのが目的とみられる。