米ニューヨーク・タイムズは11月17日、米製薬のファイザーがロードアイランド、テキサス、ニューメキシコ、テネシーの4州と協力し、同社が開発中の新型コロナウイルスワクチンをスムーズに普及させるための運搬と提供の仕組み作りを始めると報じた。人口や州の大きさ、既存のワクチン普及の仕組みなどが異なる4州をあえて選んだという。ファイザーのワクチンはマイナス70度ほどで保管する必要がある。同社が許認可を得る前にこうした活動を始めたことは同社製ワクチンの普及の難しさを物語る。