米ニューヨーク・タイムズは28日、米フェイスブックの従業員がマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)に宛てた手紙を書き、同社の経営方針に異議を唱えたと報じた。従業員が問題視しているのは、トランプ米大統領が次期大統領選のライバルであるバイデン前副大統領を非難する広告を掲載したこと。バイデン氏がその後、内容が虚偽であるため掲載の差し止めを要求したが、フェイスブックは応じなかった。手紙は「フェイスブックの会社としての主義に反し、脅威となる」とし、従業員250人以上が署名して社内ネットワークで公開された。