米ニューヨーク・タイムズは27日、インターネット通販の普及でニューヨーク市内の交通渋滞や空気汚染が深刻化していると報じた。1日に同市に運ばれる通販の荷物は150万個にも及ぶ。米UPSや米フェデックスの宅配車両が二重駐車をするためバスや自転車などが通過できず、渋滞や空気汚染の悪化の原因となっている。UPSとフェデックスの車両だけで昨年、47万1000件の駐車違反があり、この数は2013年に比べて34%も増加した。