米ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、米医薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が米国で販売する約3万3000本のベビーパウダーを自主回収すると報じた。米食品医薬品局(FDA)が実施した検査で1本のベビーパウダーから微量のアスベストが検出されたため。同社は同製品ががんを引き起こしたとして既に1万件以上の訴訟を起こされており、今回の自主回収は訴訟にも影響を与えそうだ。