米ウォール・ストリート・ジャーナルは10月12日、米民泊仲介大手のエアビーアンドビーが新型コロナウイルス感染拡大で瀕死(ひんし)の状態に陥るも復活を遂げていると報じた。7月8日には、コロナ以前の予約数を取り戻している。瀕死の体験から学んだのは、素早い経営判断の大切さ。ブライアン・チェスキーCEO(最高経営責任者)は、都市部の住民の多くが、飛行機に乗らずに済む半径300マイル以内の近場で、しかも家族が他人と触れ合わずに済む一軒家丸ごと借りられる民泊先を検索していることに気づいた。そこでアルゴリズムを切り替え、ユーザーに近場の宿泊先を推薦する戦略に転換した。また人員の4分の1を解雇するなどコスト削減も素早く実施。「10年分の決断を10週間ですることになるとは思わなかった」とチェスキー氏は話す。