ロイター通信は9月29日、世界銀行のデービッド・マルパス総裁が貧困国や途上国に新型コロナウイルスのワクチンを提供するため120億ドルに上る支援策を検討していると報じた。同行は多国籍の貸し手から調達した1600億ドルの資金を用い、医療従事者や食品店の店員といったエッセンシャル・ワーカーへのワクチン提供、世界への早期普及などを目指す。貧困国などへのワクチン提供もその一環。