米ウォール・ストリート・ジャーナルは9月27日、米ニューヨーク州が同日深夜から医療従事者や介護施設のスタッフに新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけると報じた。コネティカット州は同日、米カリフォルニア州も30日から同様の取り組みを始めるなど全米で同じ動きが広がるが、その多くがワクチンを義務化しつつも、接種を拒む人には毎週の検査実施で勤務を許す。だがニューヨーク州では27日深夜までに対象者が1回でもワクチンを接種しなければ翌日に仕事を失う。ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は人材不足に陥った場合は州兵を動員し、緊急事態宣言をして州外からの医療従事者受け入れや州内の元従事者や学生の医療行為を許可する方針を固めている。