ロイター通信は9月12日、テニスの大阪なおみ選手が全米オープンで優勝し、1つのグランドスラムのタイトルを得ただけでなく、世界に人種差別の問題について「話し始める」ことの大切さを訴えたと報じた。大阪選手は試合のたびに、白人警官によって殺害された黒人被害者の名前の入ったマスクを着用した。毎回、異なる被害者の名前が入ったマスクを着けたことについてテレビのインタビューに答え、「より多くの方々の名前を見せたいという気持ちが、より勝利への意欲を高め、私を強くしてくれた」と話した。