ロイター通信は20日、ビジネス対話アプリのスラック・テクノロジーズがニューヨーク証券取引所に上場し、一時は参考価格の26ドルを60%近く上回る41ドルを付け、時価総額が250億ドルを超えたと報じた。新株を発行して新たな資金を得る伝統的な上場手法ではなく、既存の株を登録する「ダイレクト・リスティング」と呼ぶ手法を採用した。まだ利益を上げていないにも関わらず売上高の50倍の評価を勝ち取ったことで、ダイレクト・リスティングの手法が今後、注目を集める可能性がある。