米ニューヨーク・タイムズは6月17日、ジョー・バイデン米大統領が「ジューンティーンス」と呼ばれる6月19日の奴隷解放記念日を米連邦の祝日とする法案に署名し、同法が成立したと報じた。ジューンティーンスの由来は、1865年6月19日に南部テキサス州でゴードン・グレンジャー少将が、リンカーン元大統領の「奴隷解放宣言」に基づき「すべての奴隷を解放する」と宣言したこと。この数カ月後、リンカーン元大統領の命令に背いて奴隷制度を採用し続けていたいくつかの州のすべてで奴隷とされていた人たちが解放された。新しい連邦の祝日ができるのは、1983年の「マーチン・ルーサー・キング・デー」の制定以来初。バイデン氏は同法に署名できたことは大統領として果たした仕事の中でも最大の栄誉の一つだとしたうえで、「米国民は(連邦の祝日となったことで)この日の重要さを感じることができる。歴史から多くを学び、ようやくここまで来たが、これで終わりではなく(黒人差別を完全に無くすまでの)旅路は長い」と話した。