ウォルマートは、中国からの輸入品に課せられる関税が上がったことを受け、取引先と価格情報をリアルタイムで共有するために1年前から導入している書類提出の仕組み「コスト・チェンジ・シナリオ」を更新した。これまでは取引先が商品ごとの納入価格をエクセルに手入力して提出するものだったが、オンラインのシステムで素早く処理できるようにした。価格変更の理由も「関税」「労務費」「輸送費」「原材料費」などの選択肢の中から選ぶだけで済む。ブルームバーグが12日に報じた。