ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、昨年、欧米FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のCEO(最高経営責任者)に就任したばかりのマイク・マンリー氏の最初の仕事は「仏ルノーとの統合話の破談に愕然とする社員のやる気を引き出すことだ」と報じた。現在、米国市場の販売を担当する自社の幹部からも、米証券取引員会(SEC)の内部調査に応じた報復に報酬を不当に減らされたとして訴えられており、課題は山積。早急にこれらの課題を解決しなければ、ほかの統合相手を探すことも難しくなる。