米カリフォルニア州の司法当局は6月7日、米東海岸の燃料パイプラインが犯罪集団「ダークサイド」によるランサムウエア攻撃を受け、そこを管理する米コロニアル・パイプラインが犯罪集団に75ビットコイン(当時の価格で440万ドル分)の身代金を支払った事件で、そのうち64ビットコイン(230万ドル分)を消滅させることに成功したと発表した。同日に米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。同州北部地区のステファニー・ヒンズ連邦検事補は「犯罪集団がこのカネを見ることはない」とした上で、「こうした恐喝行為を防ぐ手段は今後も開発を続けていく」と話した。