米ウォール・ストリート・ジャーナルは6月5日、米投資ファンドのブラックストーン・グループ、カーライル・グループ、ヘルマン&フリードマンが米医療用品大手のメドライン・インダストリーズを買収すると報じた。買収の結果、同社の企業価値は300億ドルを超え、LBO(買収先の資産を担保にした借り入れによる買収)としては金融危機以来、最大規模となる。メドラインにはカナダのブルックフィールド・アセット・マネジメントも買収案を提示していたが、米投資ファンド勢がメドライン株の過半を取得することで合意した。メドラインはイリノイ州ノースフィールドに拠点を置く家族経営の医療用品メーカーで、名前こそあまり知られていないが世界125カ国に商品を供給する業界の大手。年間の売上高は175億ドルだ。