米ウォール・ストリート・ジャーナルは6月3日、2020年に新規株式公開(IPO)を果たした2つの企業のCEO(最高経営責任者)が同年、米S&P500種株価指数採用銘柄のCEOよりもはるかに多い報酬を手にしたと報じた。9月に上場した米データ解析大手パランティア・テクノロジーズのアレクサンダー・カープCEOは、7億9800万ドル相当のストックオプションと2億9600万ドル相当の譲渡制限付き株式を含む11億ドルの報酬を獲得。12月に上場した米料理宅配サービス最大手ドアダッシュのトニー・シューCEOは、当時4億ドル以上の価値があった譲渡制限付き株式を手にしている。一方、S&P500種銘柄のCEOが20年に手にした報酬の平均は1340万ドル、最大の報酬パッケージで約2億1100万ドルだった。パランティアとドアダッシュはいずれも利益を出していないが、両社が提出した有価証券報告書によると、高い報酬は「会社の価値を長期にわたって引き上げるモチベーションの維持に必要な手段」という。