米ニューヨーク・タイムズは27日、一般に企業の業績が悪化すると株価も下落するものだが、少なくとも現時点では逆に動いていると報じた。S&P500種株価指数の企業の2020年1~3月期の利益は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で13%縮小したが、株価はむしろ3月下旬から上昇傾向にある。考えられる理由で最も有力なのは、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策だ。多くの投資家が企業の業績悪化よりもFRBによる金融政策の方が市場にもたらす影響が大きいと見ているようだ。同様のことが08~09の金融危機の時にも起きた。