米ウォール・ストリート・ジャーナルは5月17日、ジョー・バイデン米大統領が新型コロナウイルスのワクチン8000万回分を他国に6月までに寄付すると発表したと報じた。英アストラゼネカ製が6000万回分、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の米3社製が2000万回分。ただしアストラゼネカ製は米国内での許認可がおりていないため、米食品医薬品局(FDA)の審査を通過することが条件になる。発表の中でバイデン大統領は、8000万回分の寄付は他国に比べて多いことを強調した。中国はこれまで2億5200万回分(生産量の42%)、欧州連合(EU)は1億1100万回分(同3分の1以上)、ロシアは2700万回分のワクチンを輸出しているが、その多くは寄付ではなく販売だ。