インサイダーは5月13日、米テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が同社のEV(電気自動車)を暗号資産(仮想通貨)であるビットコインで決済することを一時停止したのを受け、ドージコインなど複数の仮想通貨が軒並み下落したと報じた。ビットコインは最大15%、ドージコインは20%、ライトコインは14%値を下げた。マスクCEOはビットコインのマイニングに使う電力の発電に多くの化石燃料が使われていることを懸念し、数日前にはEVの決済に「(ビットコインではなく)ドージコインを使ってもいい」などとツイッターに冗談っぽく記していた。仮想通貨の値動きに大きな影響力を持つマスクCEOの発言だけに、通常ならドージコインの価格が上昇するところだが、ドージコインは10日の週に入ってからすでに32%下落している。8日、米コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ」のコントに出演したマスクCEOが「(ドージコインは)いかさまか?」と聞かれて「いかさまだ」と答えるシーンがあり、これが影響したと見られる。