ウォール・ストリート・ジャーナルは12日、全米鉄道旅客公社(アムトラック)がワシントンDCからボストンを結ぶ路線で走らせている高速列車「アセラ」の新型車両の組み立てがニューヨーク州ホーネルにある工場で始まっていると報じた。2000年にアセラが運行を開始してから初めての新型車両の導入となる。今回、アムトラックが20億ドルを投じて導入する28セットの車両はすべて仏アルストムが受注した。2021年に新型車両の運行を始め、22年までに現行の20セットがすべて新型に入れ替わる計画。