米ニューヨーク・タイムズは5月5日、米フェイスブックの監督委員会がドナルド・トランプ氏のアカウントを同社が凍結した判断を支持したが、無期限に凍結するかどうかについては再度、検討すべきと判断したと報じた。この監督委員会はマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)が2018年に「最高裁判所のような仕組みを導入したい」と発案したもので、1年前から運用が始まった。拠点はロンドン。元政治家や人権活動家、ジャーナリストなど計20人で構成されている。同社は「独立した組織」と主張するが、設置に関わったのが同社幹部である上、同社が委員会に1億3000万ドルの資金も提供している。