米リフトの幹部は4月26日、トヨタ自動車傘下のウーブン・プラネット・ホールディングスに自動運転部門を5億5000万ドルで売却する理由について「それぞれが得意分野に注力することが自動運転による配車サービスをより現実に近づける」と話した。米ウォール・ストリート・ジャーナルが同日に報じた。「自動運転技術は自動車メーカーに任せ、(リフトのような)テック企業はクルマと利用者をつなげることに注力する」とした。リフトの自動運転部門で勤務していた300人の従業員はウーブンに転属し、リフト社内には配車システムへの自動運転技術導入に20人の従業員を充てるという。