ロイター通信は4月11日、韓国の車載電池大手LG化学が同業のSKイノベーションを営業秘密の侵害で提訴していた係争で、関連訴訟のすべてを互いに取り下げることで合意したと報じた。LG化学が車載電池事業を分離して設立したLGエナジーソリューションにSKが2兆ウォン(約18億ドル)を支払う。米国際貿易委員会(ITC)はSKに対して輸入禁止命令を下していたが、合意により解除される。SKは禁輸命令により米ジョージア州の工場で車載電池を生産できず、供給先の米フォード・モーターや独フォルクスワーゲンのEV(電気自動車)生産を脅かしていた。EV普及を目指すバイデン政権の「勝利」ともいえ、米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表が個人的にかかわって両社を合意に導いたという。