米ウォール・ストリート・ジャーナルは3月9日、米株式市場での採用数が急増している特別買収目的会社(SPAC)の開発者は、開発から約30年後にようやく日の目を見たと報じた。SPACを生み出したのは、投資銀行家のデービッド・ナスバウム氏と弁護士のデービッド・ミラー氏。2人は1970年代に米ニューヨーク大学のロースクールで知り合い、93年、未上場企業を買収して上場させることを目的とする会社、SPACを開発した。現在、2人はそれぞれSPACを中心に扱う事務所を経営し、仕事の急増にうれしい悲鳴を上げている。SPACは2021年に入ってからすでに700億ドルの資金を調達し、同年の新規株式公開(IPO)調達額の70%に上っている。