米ウォール・ストリート・ジャーナルは2月28日、米百貨店のメイシーズやニーマン・マーカス、米衣料大手ギャップなどの小売店が「バイ・ナウ、ペイ・レイター(つけ払い)」の新制度を導入すると報じた。パンデミックでしぼんだ需要を喚起するのが狙い。特にクレジットカードを持たない若年層の獲得を目指す。だがリスクもある。これまで多くの小売店の収入源となっていた自社ブランドのクレジットカード使用料が目減りする可能性があることだ。また顧客が支払いを延期した分の利息は店側が払うことになり、コストも増す。