米ウォール・ストリート・ジャーナルは2月15日、米国株式市場のゲームストップ株を巡る一連の騒動はヘッジファンドに対する個人投資家の勝利とされているが、その結果、多くの個人投資家が赤字に見舞われたと報じた。米バージニア州で警備員を勤めるフィリピン出身のサルバドール・ベルガラさん(25歳)は、4年前から質素な生活をおくりながら貯蓄を分散型インデックスファンドに投じ、早期退職を目指してきた。1月下旬、オンライン掲示板のレディット上で盛り上がり株価が急騰していたゲームストップ株を株価234ドルで2万ドル分、購入した。インデックスファンドは崩さず、新たに2万ドルを借金したという。その後、株価は急落し、12日の終値は52ドル40セントだった。ピーク時から85%下落した計算だ。「今回の損失で退職の時期が6カ月遅れそうだ」とベルガラさんは肩を落とした。