ニューヨーク支局

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債務上限問題、解決期限は10月18日とイエレン財務長官
米ウォール・ストリート・ジャーナルは9月28日、ジャネット・イエレン米財務長官が米議会に対し、10月18日までに連邦政府の債務上限を上げるか凍結できなければ債務不履行に陥ると伝えたと報じた。またそうなれば「米国は金融危機に直面し、景気後退期に入る可能性が高い」と説明した。
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米NYで医療従事者の「ワクチン接種の義務化」スタート
米ウォール・ストリート・ジャーナルは9月27日、米ニューヨーク州が同日深夜から医療従事者や介護施設のスタッフに新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけると報じた。コネティカット州は同日、米カリフォルニア州も30日から同様の取り組みを始めるなど全米で同じ動きが広がるが、その多くがワクチンを義務化しつつも、接種を拒む人には毎週の検査実施で勤務を許す。だがニューヨーク州では27日深夜までに対象者が1回でもワクチンを接種しなければ翌日に仕事を失う。ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は人材不足に陥った場合は州兵を動員し、緊急事態宣言をして州外からの医療従事者受け入れや州内の元従事者や学生の医療行為を許可する方針を固めている。
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米国の港湾で人手不足続く、クリスマス商戦に影響も
米ウォール・ストリート・ジャーナルは9月26日、米国の港湾に運ばれてきた積み荷が大量に積み上がっており、多くの企業の事業活動に影響が及んでいると報じた。人手不足のため24時間体制での荷下ろし作業ができず、大量に積み上がったコンテナを運ぶトラック運転手や倉庫作業員も足りていない。米ナイキはホリデーシーズンに売るスニーカーが不足しているほか、米コストコ・ホールセールでも購入できるペーパータオルの数量制限を始めた。人工のクリスマスツリーの価格も25%上昇している。
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中国当局が地方政府に「恒大倒産に備えよ」、WSJ報道
米ウォール・ストリート・ジャーナルは9月23日、中国当局が地方政府に対して中国恒大集団の倒産に備えるよう命じたと伝えた。事情に詳しい関係者の話として。地方政府系の団体や企業は、恒大が倒産間近になった場合にのみ事態に関与するよう指導されたという。具体的には、失業者を最小限に抑えるなどして中国経済全体に波及しないようにする。
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