フランスの競争当局は7月13日、米アルファベット傘下のグーグルが著作権使用料の支払いを巡る仏メディア企業との交渉において、2020年4月に発行した当局の命令に従わなかったとして、5億ユーロ(約650億円)の罰金を命じた。仏AFP通信によると、当局が企業の裁定不履行に科した罰金としては過去最大額となる。グーグルは今年1月、仏報道機関連合とデジタル著作権に関する大規模な契約に合意し、20年に始めた新サービス「グーグル・ニュース・ショーケース」に記事を載せる個別ライセンスの提携を各社と交渉するとしていた。当局はこれに対し、現状のコンテンツ使用を巡る議論が含まれていない点などを問題視している。グーグルが今後2カ月以内に、各メディア企業への補償方法を提案しなければ、当局は1日当たり最大90万ユーロ(約1億2000万円)の追加制裁を課す可能性があるとした。