独医薬・農薬大手バイエルは2月25日、2020年12月期決算を発表し、最終損益が104億9500万ユーロ(約1兆3600億円)と、前年の純利益40億9100万ユーロから赤字に転落した。米国における除草剤「ラウンドアップ」の発がん性をめぐる訴訟の和解金など、主に農薬関連で232億ユーロ(約3兆円)の巨額の特別損失を計上した。売上高は前年比5%減の414億ユーロ(約5兆3700億円)。栄養剤の需要が大幅に増加し、同部門の売上高が23%増加した。バイエルは、新型コロナウイルスの感染拡大によって消費者の健康への関心が高まり、需要増につながったと説明している。