独ミュンヘンの地方裁判所は2月10日、米グーグルと独保健省が、ドイツ語で病気に関する情報を検索したユーザーを、独政府が出資する医療情報サイトに誘導することで協力していたことに対し、競争上の不当な行為として禁止を命じた。2020年11月以降、グーグル検索にドイツ語で一般的な病名を入力すると、検索結果の最上部に「ナレッジパネル 」と呼ぶ特別な枠組みに独政府系医療情報サイトが表示される仕組みになっていた。ミュンヘン地方裁のゲサ・ルッツ判事はこれに対し、グーグルと保健省が手を組むことで、医療関連情報を提供する民間事業者を不当に不利な立場に置くほか、「報道と意見の自由の制限」につながる恐れがあると警告した。