欧州連合(EU)は12月17日、米アルファベット傘下の米グーグルによる米ウエアラブル端末メーカー、フィットビットの買収計画を承認したと明らかにした。グーグルは10月、フィットビットの買収によってグーグルのオンライン広告での影響力が強まるという懸念への対応措置を提出しており、欧州委員会がこれに合意した。グーグルはフィットビットのデータの広告向け利用を制限するほか、データ利用の監視を強化する。今回の合意は10年間有効で、グーグルは必要に応じて広告規制を更新する可能性があるという。